研究1年目(2021年)にマルチアングル撮影した可視光線・赤外線データを確認し、展開図の作製を試みた。こけしは頭部と胴部の直径が異なる為、頭部と胴部それぞれに展開図を作製する必要がある。まずは、全てのアングルのズレを直し、中心で並ぶよう調整した。
編集済みの撮影データを高解像度モニターで確認し、模様を観察した。仙臺こけし洞所蔵の研究対象を計測した。作者不詳のこけしを調査するための資料(こけし、土人形、古文書等)を選別し、確認した。また、科学的分析を行う研究対象を選定した。
メンバー:鈴木、鶴巻
協力者:高橋五郎氏(こけし専門家)
編集済みの撮影データを高解像度モニターで確認し、模様を観察した。三春町歴史民俗資料館所蔵の研究対象を計測した。
メンバー:鈴木、鶴巻
協力者:藤井典子氏(三春町歴史民俗資料館 主幹兼副館長)
編集済みの撮影データを高解像度モニターで確認し、模様を観察した。西田記念館所蔵の研究対象を計測した。作者不詳のこけしを調査するため、実際の模様と資料(こけし、専門書等)を比較(模様、配置、バランス)、検証し、作者を推定した。また、科学的分析を行う研究対象を選定した。
メンバー:鈴木、鶴巻
協力者:相原聡子氏(西田記念館 学芸員)
本研究は日本学術振興会 JSPS科研費21K00195の助成を受けたものです。
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number 21K00195.